Another World

二度目の人生を強くてニューゲームするための記録。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

漫画感想【てんまんアラカルト】

てんまんアラカルト(1) (講談社コミックス月刊マガジン)てんまんアラカルト(1) (講談社コミックス月刊マガジン)
(2012/06/15)
小林 有吾

商品詳細を見る


 『一皿に
  自分の自己顕示欲のすべてを叩き込み
  その強さと完成度だけで決まる
  他者は一切介入しない
  自分だけの世界だ』



 既刊2巻マデ。

 雰囲気はいかにも少年漫画的な快活さを湛えた料理漫画で、"旨そう"と思わせるに充分な描写も行っている。
 また、作中人物の天才描写がいかにも天才で、完璧超人的な天才像ではなく、人間として外れた、自覚なしに異常な人間として描写されている。
 『フレンチ流からあげ』の会ではフランス料理出せ、という話なのに勝手に相手を『これはまさにフランス料理の精神だ』と勝手に納得させてしまっているし、学園祭描写においては(他の学生にとっては重要な就職活動の場にも関わらず)、責任者の役目をまっとうするどころかほとんど協力せず自分の料理の腕前を披露することしかしていない。

 一見して天真爛漫な少年でありながら、内実無責任で自分勝手、という外れた人間ということが読んでいて鼻につくほどに描写されている。なんで他の登場人物は愛想を尽かさないのか、と読んでいて腹立たしい。
 『つまらない』『師匠以外に教わりたくない』という理由で、授業を欠席する蒼司に対してわざわざ設けた補講を平気で無視する。
 気分が乗らなければ、客が来ても『そりゃつくらんだろ』と平気で公言する。
 人としても料理人としても歪んだ人格である。

 冒頭の台詞は、二巻において主人公七瀬蒼司の師匠である渋谷克洋の言葉として描かれている。
 故に、この描写は間違いなく意識的なものである。
 今まで影になり日向になり支えてくれていた仲間たちと決定的な決裂をし、天才の孤独を味わわなければならなくなくなる展開がいつかは描かれるはずだ。

 辛うじて蒼司を"孤独な天才"としない存在として描かれている人物が二人だけいる。
 最年少でを秋華展を優勝したうえでインタヴューの場で『たかが料理じゃねえか クソッ』と言い放つ蒼司の友達、『朝倉海』。
 蒼司が寝静まった夜のキッチンで『おとなはあてにならん』と蒼司と同様の料理を作る師匠の娘『渋谷天満』。

 人間的な欠損と、輝くような料理の手腕がどんなアラカルトをなすのか、それが描かれるのが楽しみである。


 あ、女の子は概して抜群にかわいいです。
 幼馴染で世話焼きの『久石香織』ヤクザの女子校生『立花星奈』。どっちもかわいい。衣装チェンジもかわいい。かわいい。
スポンサーサイト

テーマ:漫画 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2013/01/03(木) 10:38:42|
  2. 漫画メモ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<感想【ポケフリークvol.11】 | ホーム | ポケモン今昔(1) 【メタグロスの顛末】>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tooron.blog135.fc2.com/tb.php/177-a3aae0e2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

tworon

Author:tworon
生きた足跡を残していきます。
漫画ポケモン料理その他混沌。コンセプトは自分の二回目の人生へ。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (10)
自分メモ (2)
ポケモンメモ (47)
漫画メモ (15)
ゲーム民俗学 (4)
poke data (3)
料理メモ (3)
小説感想 (16)
ビジネス (1)
漫画感想 (8)
キャラクターを見る (8)
手軽にそれなり (6)
日記 (5)
その他読書メモ (9)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。