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二度目の人生を強くてニューゲームするための記録。

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ポケモン今昔(1) 【メタグロスの顛末】

グロス青
 最強にして最終だったポケモン。



 BW環境におけるシングルでのメタグロスの使用率低下に関して。
 第四世代においてトップクラスであったメタグロスの採用率が何故ここまで落ち込んだのか。


 前提としてメタグロスは非常に優れた種族値に反して受けやすいポケモン、という認識を持つ必要がある。
 ガブリアスやラティオスといった他の種族値600クラスと比較すると、それは顕著だ。
 攻撃タイプとして、鋼は半減されやすい。高種族値のポケモンを持ちださずとも大抵の水タイプでストップをかけることが可能である。
 かといって、防御面で役割が豊富というわけではない。鋼タイプであるためにピンポイントでの流し役割は豊富ではあるが、流されやすいという性質上ダメージレースで有利に立つのは難しい。
 メタグロスは基本的には"ピンポイントでしか場に出せず止められやすいポケモン"なのである。それが、なぜ長年にわたり最大の使用率を誇っていたのか?
 そこについて考えることで当初の疑問は氷解する。

 メタグロスの最大の長所はとにかく無駄死にしない点にある。選出時に腐らないのだ。

 第一の理由に役割関係がある。
 "メタグロスに強いポケモン"は"弱い"のだ。単体としての性能が高くない。
 メタグロス受けの筆頭はスイクンとミロカロスを筆頭にした水タイプだが、水タイプは基本的に防御的な性能が強く反転攻勢に出づらい。水タイプの象徴といえるスイクンでさえ攻撃手段をどくどくに頼っている有様である。他タイプにおいても対メタグロスを得意とするのはせいぜいドータクン、エアームドといったポケモンで攻撃的とはいえない。
 メタグロスに対して受けに回るとさらに攻撃的なポケモンを展開されて不利になりやすいのだ。DP時代にはメタグロスに対してミロカロスで受けに回り、催眠術をヘラクロスで受けられて劣勢に陥った経験のあるプレイヤーも多いだろう。
 加えて、そうしたポケモンに対してはメタグロス自身もスカーフトリックやどくどくによる対処がしやすく、"メタグロスを受けること"自体が不利になりやすい。
 例外といえるのはサンダー、ファイヤー程度のものでありこの二匹もメタグロスと共に採用されることの多いドラゴンに流されてしまうことで優位に立ちにくい。
 第二に、タイマンでの強さが上げられる。
 DP期においてメジャーなポケモンの多くに対して不利がつかない。ゲンガー、ライコウ、ラティオス、ヘラクロス、バンギラス、ユキノオーといったポケモンは受けに回ると辛いがメタグロスならばタイマンで有利に立てるし、ガブリアスやボーマンダにも不利ではない。ドラゴン側はいのちのたまやこだわり~で強化しないとメタグロスを一撃で倒せないのに対してメタグロスはこだわりスカーフ+れいとうパンチなどを撃ってくる可能性を考えればドラゴン側が動きにくいといっていいほどである。また、ハピナスやクレセリアといった受けに偏ったポケモンに対しても優位に立ちやすい。
 縛られにくく打点が高め、という特徴はダブルバトルの採用率にも現れている。
 最後に、だいばくはつの強さ。
 どんなに立ち回りや選出が杜撰でもとりあえず爆発がクリーンヒットすれば損失はないし、一体殴り直してからだいばくはつすればほぼ勝ちである。ソーナンスに捕まるリスクを抱えたポケモンでもあるが、だいばくはつで相殺することが可能なため一方的な損失にはならない。岩タイプやゴーストタイプに強いポケモンであるためにだいばくはつが決まりやすい、という要素もある。

 こうした条件を踏まえると、プラチナ~ハートゴールド・ソウルシルバー期のFCロトムが一世を風靡したことがよくわかる。
 メタグロスを受けつつ非常に受けづらい攻撃を行うことができる(=起点にできる)ロトムは、当時のシングル対戦環境に大きな変化を与えた。

 ロトムという前例があれば、BWにおいてメタグロスの価値が低下した理由も理解しやすい。
 メタグロスを起点にできるポケモンが増えたのだ。
 ウルガモス、バシャーモ、ブルンゲル、カバルドン、キノガッサなどが象徴的である。
 鋼タイプとして競合相手であるハッサムがとんぼがえりでペースを握りやすく、あくびループに耐性を持った点も大きい。
 関連して、だいばくはつの弱体化も痛い。
 だいばくはつの火力が健在ならばメタグロスはある程度の地位を保てたであろう。起点にされそうになればだいばくはつで吹っ飛ばしてしまえば、損失にはならない。あくびやキノガッサに対してもだいばくはつによる突破ができる。

 言いかえるならば腐りやすくなったのである。選出負けしやすくなった。
 よって、メタグロスの運用はより明確な役割を求める(=安易な採用はできない、採用率が低下する)という状況に至ったのである。

 もっとコンパクトにまとめようと思ったのに案外長くなってしまった。
 シリーズ物にします(願望)。次はみずタイプの変化について。
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テーマ:ポケットモンスターブラック2・ホワイト2 - ジャンル:ゲーム

  1. 2012/12/05(水) 20:44:41|
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